.桃李成蹊 南が丘

校長 北見 朱美
新年度が始まりました。本年度は新入生 93 名を迎え全校生徒 296 名で新しい一年のスタ
ートをきりました。昨年度は開校 40 周年の節目をみんなで祝し、新たな挑戦に取り組んだ
一年でした。そして今、待ち望んでいた始まりのとき、校庭や花壇に咲き誇る春華の香る 4
月を迎えました。学校に明るく元気な生徒の声が響き渡る。その生徒の活力をもらって教
員も意欲を高めていく。こんな何気ない日常が、本当にありがたいと感じる毎日を過ごして
います。
「令和」という新時代の始まりは人類にとって、想像を超えた災いに見舞われています。
今までの経験だけでは判断が困難な状況を、何度も経験させられ、四月の桜がこんなに
も遠く感じたときはない二か月間でした。
開校 40 周年から次なる 50 周年に向けての架け橋を築く新たな一歩は、どんな状況下に
あっても、諦めない、挫けない強い精神力をもってみんなで乗り越えていきたいと思いま
す。
簡単に乗り越えることのできる障害物は壁とは言わない。簡単に乗り越えられないからこそ
壁となる。ともにこの難局を助け合って、支えあって打破していきましょう。
南が丘中の考動目標(考えて行動する南が丘中生の姿)
自分の考えをもち、自分で判断し行動する
そしてその結果に責任をもつ
また、この度はコロナウィルス感染防止に関連する対応として、複数回の計画変更をお
願いさせていただきました。保護者の皆様には、学校メールおよび学校ホームページを活
用しての対応連絡の周知徹底にご理解・ご協力をいただきましてありがとうございました。
今後も生徒一人一人が個性を発揮し、未来において自分色の輝く大輪の花を咲かせること
ができるように、教職員一丸となって南が丘の教育活動に励み精進していきたいと考えて
います。
どうぞ保護者の皆様、ともにこの困難をのりこえて子供たちの学校生活の平穏な日常を
取り戻せるように、ご理解・ご支援をいただきますようお願いいたします。